
「カウンセリングを受けたいけれど、費用のことが心配で一歩踏み出せない」という方は少なくありません。カウンセリングは継続して利用することが効果的ですが、経済的な負担を感じる方も多いのが現実です。そこで、無料または低額で相談できる窓口をいくつかご紹介します。
1. 自治体や公共機関の相談窓口
市区町村の役所や保健センターでは、無料の心理相談やメンタルヘルス相談 を行っている場合があります。予約制で臨床心理士などの専門家が対応してくれることもあり、まずはお住まいの自治体のホームページを確認すると良いでしょう。
2. 学校や大学の相談室
学生であれば、学校のカウンセリングルームやスクールカウンセラーに無料で相談できます。大学には学生相談センターが設けられていることも多く、プライバシーに配慮した環境で気軽に話を聞いてもらえます。
3. 職場の相談窓口(EAPなど)
会社員の方であれば、福利厚生の一環としてEAP(従業員支援プログラム)が導入されている場合があります。外部のカウンセラーと提携し、数回まで無料で相談できる制度もあるため、勤務先の人事部や総務に確認してみましょう。
4. NPOやボランティア団体
自殺予防や心のケアを目的としたNPO・団体では、電話やチャットで無料相談を受け付けています。代表的なものに「いのちの電話」「東京自殺防止センター」などがあり、匿名で気持ちを話せる環境が整っています。
5. 医療機関の初回相談
一部の心療内科やクリニックでは、初回のみ無料相談や低料金のトライアルを設けているところもあります。治療に進むか迷っている方にとって、最初の一歩を踏み出す機会になるでしょう。
※注意点
無料カウンセリングは利用しやすい一方で、
・回数が限られている
・混雑して予約が取りづらい
・深い継続的サポートには向かない
といった制約があるのも事実です。本格的に取り組みたい場合は、民間のカウンセリングを検討することも大切です。
UBUSUNAでは無料でのカウンセリング提供はしていませんが、その分、相談者一人ひとりにじっくり向き合い、安心できる環境を大切にしています。まずは無料相談窓口で気持ちを軽くした上で、継続的に支援を受けたいと感じたら、専門のカウンセリングへ進むのがおすすめです。

