
日本において、一般的な心理カウンセリングは 公的医療保険の対象外 です。つまり、カウンセラー(臨床心理士、公認心理師、その他民間資格者)が行うカウンセリングは自由診療となり、全額自己負担となります。
一方で、精神科・心療内科などの医療機関で行われるカウンセリング は状況によって保険が適用されることがあります。例えば、医師の診察を受けた上で必要と判断され、病院内の臨床心理士などが心理療法を行う場合には「医師の治療の一環」として扱われ、健康保険の対象となるケースがあります。ただし、この場合のカウンセリングは時間や回数に制限があることが多く、自由度は民間カウンセリングよりも限定的です。
保険適用でカウンセリングを受けたい場合
もし保険適用でカウンセリングを受けたい場合には、以下の流れになります。
1.心療内科や精神科を受診する
まず医師の診察を受け、うつ病、不安障害、適応障害など何らかの診断がつくことが前提になります。
2.医師が必要と判断した場合、心理士によるカウンセリングを紹介される
病院に所属する臨床心理士・公認心理師が担当する場合、保険適用の範囲で受けられることがあります。
3.保険適用の範囲は限定的
1回の時間は30分以内程度が多く、また頻度も週1回など自由に選べるわけではありません。自由診療に比べ、柔軟さや相談内容の幅が狭くなる傾向があります。
民間カウンセリング(UBUSUNAなど)の場合
一方、UBUSUNAで提供しているような カウンセリング は、医療機関を通さないため 保険は適用されません。そのため費用は自己負担となりますが、以下のような特徴があります。
相談内容に制限がない:診断名がなくても、漠然とした不安、人間関係の悩み、自己探求など幅広いテーマを扱える。
自由度が高い:回数や時間を柔軟に設定でき、自分のペースに合わせて受けられる。
医療的制約がない:薬の処方や医学的診断は行わない代わりに、心の声を丁寧に聴き、安心感を得られる場となる。
ただし、病気として治療が必要な場合(重度のうつ、強い不安発作、統合失調症など)は、医療機関を受診することが優先されます。その上で、必要に応じてカウンセリングを併用するのが望ましい流れです。
・保険適用されるカウンセリング → 医療機関で医師の指導のもと行われる心理療法(ただし制約が多い)。
・保険適用されないカウンセリング → 民間やオンラインのカウンセリング(自由度が高く、相談範囲も広いが費用は全額自己負担)。
・UBUSUNAの場合 → オンラインを中心にカウンセリングを提供しているため、保険は適用されません。その分、病気の有無にかかわらず気軽に相談でき、安心して自分の心と向き合える空間を大切にしています。

